お笑い養成所

「法定金利に下げますよ」その裏に潜む過払い

「法定金利に下げますよ」その裏に潜む過払い

 

私はとある消費者金融で、300万円程借り入れをしていました。
金利は19%だったのですが、高いよなーと思いつつも払い続けていました。
しかし、仕事が減って返済が厳しくなったのをきっかけに、
法定金利について調べてみたのです。
すると、借り入れしている金額によって、
法定金利が定められている事が分かりました。

 

 元金が10万円未満の場合は年率20%、
元金が10万円以上100万円未満の場合は年率18%、
元金が100万円以上の場合は年率15%でした。
私は300万円ですから、15%でいいのでは?
と気付いた時には元本は200万円程に減っていましたが、
とりあえず消費者金融の担当者に相談をしました。

 

 すると、思っていたより簡単に、
「15%にしますよ」と交渉が成立したんです。
それで安心して、その話を友人にしたんですが、
「利率下げてもらうよりも先に過払い請求したら?」と言われて初めて、
過払い請求というものを知りました。

 

 過払いとは文字通り、払い過ぎているお金の事で、
法定金利を上回る金利でお金を借りている場合には
過払いが発生しているケースが多いそうです。
そこで、「引き直し計算」というものをしてみました。
すると、私の場合は債務は残るものの、
今まで払い過ぎた分で元本を相殺する事で、
支払い金額がだいぶ減る事が分かりました。

 

「会社側が損するような提案をするはずがないんだから、
利息を安くしてくれた裏には何かあると思わなくちゃだめだよ」
とは友人の言葉です。

 

確かに、お金を貸した利息で儲けている商売ですから、
簡単に利息を下げるわけがないんですよね。
私の場合は、元本100万円払った時点で、
相手側はすでにかなり儲けていたという事です。

 

 弁護士や司法書士に依頼するのは金額的に高いので、
個人で和解を試みてみようと思います。
和解ができなければ、個人で訴訟となりますね。
幸い、友人が法律に詳しいので、
手伝ってもらいながら過払い請求というものに着手してみようと思います。

 

債務整理の強み専門家別ランキング