弁護士に依頼する?裁判は難しい?
今回は過払いに関する皆さんの不安にお答えしていこうと思います。
過払いとは、消費者金融などからお金を借りた際に利息がつきますが、
それが規定を超えた金利になっている場合があり、
そのときに払いすぎたお金のことを言います。
完全に返済してから10年以内であれば、必要な手続きを
踏んだ上でそれを取り戻すことができます。
しかし、市役所で手続きをするようなシンプルなものではなく、
少し複雑な手続きを踏み、金融業者に
過払いを認めさせなければいけません。
ときには訴訟にも及ぶことがあるので、
諦めてしまう人も少なくないのです。
難しそうだからという理由だけで大金を手放してしまうのは
勿体ないと思いませんか?
Q&A方式で疑問に思われがちな問題について書いていきますので、
参考にしていただけるとうれしいです。
Q:弁護士を雇わなければいけませんか?
A:
必ずしも弁護士を雇わなければいけないわけではありません。
まずは必要な書類を自分で集めて、
自分で過払い金返還請求を行ってみましょう。
ただ、個人で請求した場合、金融業者側がすぐに動いてくれないことも多い
です。もし迅速に対応してくれる場合にも、全額返還というのはごく稀だと
思っていいでしょう。大抵の場合は6〜8割程度の返金、ひどいときには
1〜3割を提示してくることもあります。
そういう場合には、個人で起訴して法の下で裁いてもらうか、
弁護士事務所に相談したほうがいいかもしれません。
弁護士を雇うとなると、個人で請求した場合の10倍ほどお金がかかると
言われているので、まずは自力でやってみることをおすすめします。
Q:裁判は難しいですか?
A:
裁判と聞くと、難しい法律の話が行き交って、
頭が痛くなってしまいそうなイメージを抱く方も多いでしょう。
実際に、口頭弁論では難しい質問も覚悟しておかなければいけません。
しかし、最近ではインターネットでどんな質問がされるか検索すれば
テンプレートが出てきますので、基礎的な所を抑えておけば素人であっても
弁護士を雇わずに訴訟を起こすことは可能です。
また、判決が出るまで回数を重ねると時間もお金もかかってしまいますが
途中で和解案に応じることで短く低コストに終わらせることもできます。
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