失業したら住宅ローン破綻は逃れられない?
今の時代、失業やリストラなどは充分にあり得る事です。
そして、そんな失業してしまった人の中には、
住宅ローンを抱えている家庭も多いでしょう。
住宅ローンを組むときは、何十年という長い期間、
かなりの高額な支払いを毎月行っているはずです。
そして、ボーナス払いや退職金払いをあてにして
住宅ローンを組んでいる場合も多いのではないでしょうか?
となると、いきなり現在の職を失って、無収入となった場合、
住宅ローン破綻は逃れられないように思われます。
たしかにそうなってしまう場合もあるでしょうが、
ここは早まらないで冷静に判断することが大事です。
まず、少しでも退職金が貰えるならば、それを住宅ローンの
支払いにあてることができるかもしれませんよね。
また今までの貯蓄があるなら、それをやり繰りすることもできます。
そして、失業したらすぐに、まずはハローワークに行きましょう。
そこで失業手当の申請をしましょう。
この失業手当が貰えることによって、
住宅ローン破綻を避けることができるかもしれません。
ただ、失業手当は、退職理由が自己都合なのか会社都合なのか
によってその扱いが大きく違ってきます。
自己都合だと給付開始までに4ヶ月かかり、給付期間も短めです。
その点、会社都合だと1週間ほどで給付が開始して、
給付期間も自己都合の場合の2倍ほどの期間になっています。
もしも会社都合の場合だと、急に収入が無くなって一気に
住宅ローン破綻へ…という事態は避けられるのではないでしょうか。
そして、自己都合、会社都合どちらにしても、
失業手当をもらえている間に次の就職先を探すことが大事です。
次の就職先がなかなか決まらない、決まったけれど大幅に
給料がダウンしたという場合はまずは金融機関に相談して
現在の返済条件を変更してもらいましょう。
そして、そのような手を打ってもやはり支払いが苦しいとなれば、
覚悟を決めて任意売却によって自宅を手放し、
住宅ローンを支払うことのない生活に戻るというのも一つの方法です。
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