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住宅ローン地獄からの脱出で見えてくるもの

住宅ローン地獄からの脱出で見えてくるもの

 

住宅ローンを組んでいるご家庭は、毎月、そしてボーナス時の
住宅ローンの支払いに頭を悩ませていると思います。
住宅ローンはかなり家計にとって大きな負担となります。

 

そもそも35年などの長期の住宅ローンを支払うとなったら、
その35年間、一定の収入が確実になければなりません

 

途中でリストラになったり、病気で仕事に就けなくなったり、
家族の介護や子供の進学などで高額なお金がかかるとなったら
その一定の収入をちゃんと確保出来るのでしょうか?

 

そう思うと、この明日はどうなるのか分からない世の中です。
35年ものローンを組むことはとても危険なことではありませんか。

 

よって、現在では、短期のローンだったり、頭金を多くして
ローンを組む金額を減らしたりする人が増えているようですよ。
やはり先が分からない世の中なので、皆慎重になっているようです。

 

住宅ローンというのは、国の景気対策として勧めているものです。
不動産の購入となると、莫大なお金が動きます。
よって、景気回復にはうってつけなわけです

 

銀行側も、長期に渡って資金を調達できるのですから、
住宅ローンを組みやすくなるようなプランを打ち出したりして、
どんどんと住宅ローンを組む顧客を増やしています。

 

しかしこのような国と銀行の動きが、
住宅ローン破綻者を生み出しているのです

 

甘い言葉につられて住宅ローンを組んでみたところ、
実際には様々な事情によって住宅ローンが支払えなくなり、
結局は破綻することになる人たちです。

 

でも、考えようによっては、住宅ローン地獄で、
支払いに負われる毎日を過ごすよりも、賃貸の住宅に住んで、
何の気構えもなく過ごす方がずっと精神的に楽な気がします
結局は、買っているか借りているかの違いです。

 

買っているといっても、住宅ローンが残っていては
借りているのと同様といっていいのですから、
住宅ローンの支払いが困難だと思ったら、思い切って任意売却を行って、
自宅を手放してみるのも悪くない方法だと思いますよ。