信用を取り戻すには7年もかかる！自己破産の代償は大きいのだ
クレジットカードは私たちの生活の中でとても身近なもの
です。
クレジットカードがあれば手数料いらずで通販を利用でき
ますし、手持ちが無くてもスッとカードを出せば商品や
サービスを購入することができます。
クレジットカードってとっても便利ですよね。
ところで「クレジット」という言葉の意味をご存じですか？
「信用」という意味なのだそうです。
つまりクレジットカードとは、信用に足りる人が持つことを
許されたカードという事になります。
様々な事情で自己破産をした人が、生活する中でクレジット
カードを持ちたい！と望まれる場合がありますが、お話し
している通り、信用がなければクレジットカードを持つ
事ができません。
自己破産とは、自分の負っていた借金をチャラにして貰う
事です。
負っていた借金を返さぬままの人に信用があるわけあり
ませんよね。
つまり、自己破産をすればクレジットカードを持つことは
難しいと考えなければいけません。
しかし、一生無理！というわけではなく、ある程度の期間
を過ぎれば審査に通る事も可能です。
ここでは自己破産した人がクレジットカードを持つ事に
ついてお話ししていきたいと思います。
●自己破産後7年を過ぎれば審査に通る可能性も！
クレジットカード会社は申込者の事故情報を調べる事が
できます。
それにより審査結果が出るのですが、自己破産した過去は
この事故情報にしっかりと記録されており、記録されている
間は審査が通らないと思って良いでしょう。
その期間は7年程度と言われています。
逆に言うと、7年を過ぎれば自己破産経験者でもカード
を作る事ができる可能性が出てくるという事です。
7年という期間は非常に長いと感じるかもしれませんね。
でも信用を与えられるのはそう簡単ではないのです。
●7年を過ぎてもNGの場合もある！
例えば、A社というクレジットカード会社から借り入れを
行い、それを返せず自己破産に陥った場合は、その情報が
しっかりA社に記録されていますから、7年を過ぎても審査に
通らない場合があります。
貸した方から見れば何年経とうと貸し倒れをくらった
相手に変わりありません。
そんな相手にお金を貸す会社なんてないですよね？
それにA社の系列会社であるB社でも審査が通らない可能性も
あります。
これは社内で情報を共有しているためです。
審査を申し込む場合は、自己破産時に関係していなかった
会社を選ばなければいけません。
もし審査に通り、晴れてクレジットカードを持つ事ができ
るようになったとしても、自分が自己破産経験者である事を
忘れないでください。
そして、お金の管理は慎重にすることを肝に銘じるべきです。
クレジットカードで買い物をすればレシートを受け取り
ますよね。
まとめて請求書がくるからいいや！と思わないでください。
今月いくら使ったか、を自分でもしっかりと管理するの
です。
そうすることで、無駄の見える化が可能になりますし、
使いすぎて支払えなくなるという可能性も低くなるはずです。
せっかく与えられた信用を保ち続けてください。
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