自己破産をしても年金は受給できる
最近は、ものづくりが全て機械化され、以前までは重宝されていた金属加工
業者や「もの作り」のプロ集団であった会社が続々と倒産しています。その
殆どが、年金をこれから受給する世代であったり、既に受給がはじまっている
世代であったりします。
こう言った場合に、会社が立ち行かなくなって、自己破産をしたとします。
もちろん、資産となっているものは差し押さえられますから、不動産や高額な
機器なども換金の対象となるでしょう。他にも資産がないか、郵便物まで
確かめると言いますから、隅から隅まで、ですよね。
そこで、受給している年金、もしくはこれから受給する年金。これは自己
破産と一体どういった関係にあるのでしょうか?
年金を受給する権利は、年金保険料をある一定期間以上支払っていれば、
誰もが受給資格を持ちます。もし、自己破産者であってもそれは同じで、
払った分だけそれ相応の年金が受給できる事になっています。ですから、自己
破産をしたからといって、その後仕事もない、年金もなく生活が立ち行かない、
なんていう事は防ぐ事ができます。
しかし、自己破産者の心の隙をついて、悪い事をする人と言うのはやはり
いるもので、金融業者が、年金手帳や通帳などを押収して、それを担保に
「借金を返せ」と迫る場合があるそうです。自己破産で心が弱っている時に
こんな事をされたら、「返さなきゃいけないんだ!」と思ってしまうかも
しれません。
しかし、これは法的に違法です。こんな事をされたら、すぐに警察かもしくは
弁護士さんに相談しましょう。
起業している方の自己破産では、恐らく殆どの場合が司法書士さんや弁護士
さんがついているでしょう。こんな場合はどうなるの?と疑問が浮かんだら、
すぐに相談してみましょう。自己破産とは、丸裸にされる事ではありません。
人として生活して行ける最低限は保証されています。
危ない話には乗らないようにしましょう。
債務整理の強み専門家別ランキング
闇金に渡った年金証書は絶対に戻ってこない!
自己破産すると、信用情報機関に事故情報が登録され、まともな所からはお金が借りられなくなります。これを俗に「ブラックリスト」といいますが、一旦情報が登録されると約7年は消えません。この間、例え生活費に困るような事があってもお金を借りる事ができないのです。そんな人達に「お金をかしましょうか?」と寄ってく...
自己破産で年金を受給する権利まで取り上げられる?!
●自己破産しても、年金は受給できる自己破産を考える時、自分の将来について不安が過ると思います。自分は人並みの暮らしができるのだろうか・・・と。自己破産した年齢が若く、まだやり直せる猶予があるのであれば問題ないかもしれません。ところが、高齢になってから自己破産し、一からのスタートとなると、色々と不安な...