自己破産したら戸籍に載る?結婚相手にバレる?
過去に自己破産をしたことがある友人がいます。
そんな彼も今は新たな仕事に就き、真面目に働いています。
このたび、めでたく結婚をすることになったのですが、
彼は過去に自己破産をしたという事が気になっています。
その過去は結婚相手には話していないし、
できれば話さずにおきたいと思っているそうです。
しかし、そうやって秘密にしていても
結婚を機にバレるのではないか?と心配しています。
自己破産をしたことが戸籍に載っているのではないか?
結婚の際に書類を取ったらバレるんじゃ…?
なんてことを不安に思っているのです。
自己破産をしたことは戸籍には記載されません!
戸籍謄本や戸籍抄本を取り寄せたとしても一切
そのような過去は記載されませんので安心してください。
もちろん、他の結婚の際に必要な書類を取り寄せても
自己破産の過去が載っていることはありません。
じゃあ自己破産ってどこにも記録が残らないのか?
というと、残念ながらそうではありません。
自己破産の過去は「個人信用情報」に記載されています。
個人信用情報とは、ローンを組むときやクレジットカードを
作るときの審査において使用されている個人情報です。
個人信用情報の中身は、氏名、生年月日、住所、電話番号、
勤務先などの他に、今までのローンやクレジットカードの
申込み状況、借り入れ状況、返済状況が記されています。
そして、自己破産などの債務整理状況も登録されます。
この個人信用情報が結婚相手の目に触れることはまずありません。
本人でさえも取り寄せの手続きをしないと見られないものです。
ですが、結婚後にローンを組む、クレジットカードを作るという
事態になったとき、もしかすると審査に通らない可能性があります。
そうなるとなぜ?と相手は不審に思うかもしれませんね。
自己破産の場合は7年〜10年ぐらいは個人信用情報に残る
と言われています。もしもそれほどの期間が経っていないのなら、
ローンやクレジットカードは利用せずに一括で支払う、
自己破産の記載が消えるまでローンやクレジットカードは
利用しないという方法に徹しましょう。
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