自己破産を決意。でもどういった手続きをすればいい?
どうしても借金が返せないとなった時・・・「自己破産」という選択肢がでてきます。
でも、実際にどのように手続きを行うべきであるのか、よく分からない方が多いことでしょう。
どのような手順をとれば自己破産の手続きをスムーズにできるのか、勉強していきます。
ステップ1:裁判所への申し立て
自己破産を考えた時、まず相談したいのが弁護士・司法書士といった立場の方々です。
とはいえ、知り合いに弁護士がいる方もそうそういませんよね。
そんな時は法テラス(正式名称:日本司法支援センター)に相談をされてみるのがオススメの方法です。
法テラスは国によって設けられた機関であるため、安心して相談ができるのです。
法律扶助制度などもありますので、ぜひ利用したいですね。
知人の紹介などで司法書士に相談できる機会があるのならば、利用してみてはいかがでしょう。
司法書士への相談の場合、初回の相談が無料です。
自分の現在の立場・自己破産を選ぶべきかどうかなど、相談に乗ってもらえます。
信頼できる弁護士・司法書士に出会えて破産手続きを行うと決まった時には、自己破産の申し立てを行う人は「破産者」という立場に変わります。
財産の中で換金できる物がある場合には、続いて破産管財人を選ぶことが必要になります。
ステップ2:破産管財人による手続き
破産管財人は破産を申し立てた人の所持品の中からお金に換えられる物に関しては、換価を勧めます。
身の回りの電化製品・衣類以外で換価できる物があれば、お金に換える変えられるということになります。
また、破産管財人には破産者宛てに届けられる郵便物を回付しなければならないという法があります。
これは破産申し立てをしたことを知らない債権者や財産になるものを見つけるために行われます。
未払いになってしまっている税金の支払いや管財費用は控除されます。
残金があるものに関しては債権者に配当されます。
いかがですか。
どうしても借金が返せなくなった場合、まずは信頼できる機関へ相談をしてみましょう。
そうすれば、さほど大きな負担もなく手続きはスムーズに進んでいきますよ。
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