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自己破産 相談

思い切って!自己破産したほうが有利になるって!

 

借金の返済が困難になった場合、自己破産すべきか、「任意整理」「個人再
生」「特定調停」など他の債務整理の方法を選択するか検討することになる
、自己破産以外の方法を選ぶ場合、慎重に将来を見据える必要がある。なぜな
らば自己破産以外の場合、金額は調整され安くなるにせよ借金を返済し続けな
ければならないからだ。

 

仮にあなたが自己破産以外の方法を選択したとしよう。人道的に見て借金は
責任をもって返済すべきだ。何とか生活を切り詰めて返済しよう、とあなたは
判断した。
しかしこのご時勢何が起きるかわからない。会社勤めの場合、いきなり戦力
外通告をされ、直接言われることはないにせよ間接的に「退職」を指示され、
安定収入の途がなくなる場合もある。自営業者の場合、ビジネス環境が急変し
収益が落ち込むこともありえる。病気になり、長期入金を余儀なくされ収入が
途絶えることもある。国公立大学を目指していた子供が受験に失敗し、高学費
の私立大学に進学せざるを得ない場合もある。つまり当初は何とかなるだろう
と立てた弁済プランが根本から崩れる事態が起きうるということだ。
であればそうなった時点で「自己破産」に切り替えれば良いではないかと考
えるむきもあるかと思うが、世の中そう甘くはない。周知の通り自己破産する
には条件があって、裁判所がその人の職業、年齢、収入の可能性、社会的信用
、保有技術などを総合的に判断した結果、客観的に見て「支払不能」の状態に
なっていると認められた時に初めて自己破産できるのである。

 

自己破産以外の方法で弁済を継続してきたのであるから、当然借金総額は減
っているはずである。当初は自己破産に値する状態だったが、今はそうも言い
切れない状態にまで回復しているかもしれない。そのままさらに生活を切り詰
め、保有財産(車・住宅等)を処分すれば弁済可能であると認められたら自己
破産できないのだ。つまりそのまま何らかの方法で弁済を継続しなければなら
ない。そうなった場合生活のさらなる困窮化が予想される。当初自己破産を選
択していたほうが楽だった、と後悔することになる。
自己破産以外の方法は、借金を返済し続けることである。将来的に見て無理
なく弁済できるのか。不測の事態が発生しても何らかの方法で弁済する覚悟が
あるかしっかり見極めるべきである。

 

もしも判断に迷うのであれば、弁済すべきものがなくなる分、ひと思いに自
己破産を選択したほうが良いかもしれない。返すべきものがなく、与えられた
生活の範囲内で生きることを最初から求められるため、上記のような事態に陥
って立ち往生してしまうリスクが軽減されるからである。

 

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