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自己破産 相談

自己破産者にとって厄介な存在「官報」

 

自己破産を決意する人というのは、借金に追われ苦しみ
続けた人です。
眠っている間以外は殆どお金の事で頭がいっぱいになる
ほど追いつめられ、なんとかこの状況から抜け出そうと
する人です。
もしかしたら夢でも借金取りに追われているかもしれ
ません。
そんな人達にとって自己破産は再生のための唯一の道
です。
苦境に立たされると、なりふりまかっていられませんから
例え自己破産の事実が周囲に知られてしまったとしても
仕方の無い事だと諦められる人もいるでしょう。
しかし、いくらお金がなくても、崖っぷちでも、
「借金を踏み倒した人」の烙印を押されてしまった事は
できる限り隠したいと思う人の方が断然多いはずです。
借金しているだけでも恥ずかしいのに、その額が返せない

ほどに膨れ上がり、ついには自己破産にまで至ったなんて
人に知れたら、どういう顔して生きていけばいいかわから
ない!そんな風に思われる方もいらっしゃると思います。
ところが残念ながら、自己破産の事実は公表されてしまう
のです。
公表は数多くある自己破産のデメリットのうちの一つです。
でもそれは誰もが日常的に見る新聞のような媒体ではなく、
国の広報誌である「官報」にのみ記載されます。
みなさんはこの「官報」にどのような事が載っていて、
どこで読む事ができるかをご存じですか?
知らないと答える方の方が多いのではないでしょうか?
ですから、「官報」で公表されるからと言って、隣近所
や友人にすぐ知られるという可能性は低い気がします。
その「官報」、昔は紙のみでしたが、最近はインターネット
でも閲覧可能です。
無料で見る事ができ、掲載期間は紙と同じ30日間です。

インターネット版が登場したことにより、自己破産の事実が
多くの人に知られる危険性が高くなった事は間違いないと
思います。
でも、無料とは言え、わざわざ他人の破産情報を探す人は
多くないと思います。
問題は、検索サイトの存在です。
これは自己破産の事実を隠し通したいと考えている方に
とっては脅威かもしれません。
「官報検索!」というサイトがあり、ここでは事前に
キーワードを登録しておくと、条件に引っかかった内容が
メールで送信されてくるというサービスがあります。
もし万が一他人が自分の名前を登録したら・・・
そう考えると恐ろしいですよね。
「官報なんて、きっと知り合いは誰も読まないし、大丈夫
だろう!」
そう思って自己破産しても、運悪く読まれる可能性はあるし、

その危険性は上がってきているという事は知っておくべき
だと思います。

 

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