リースバックの落とし穴!デメリットは何?
リースバックをしたら、自己破産で家を売ったとしても
自分の家にそのまま住み続けることができます。
とても有り難いシステムですが、実はデメリットも存在します。
家賃が発生する
毎月、決められた額の家賃を、買い取ってくれた
企業や投資家などの第三者に支払っていくことになります。
家賃の相場は、家賃1年分が不動産評価額の10%ぐらいだと言われています。
一般的に2年程度で買戻す
リースバックを行う目的は、「いったんは家を手放して家賃という形で
住み続けるが、いずれは買戻しを行う。」というものです。
なので、一定の期間が経てば決断をしなくてはいけません。
何年もの間そのまま家賃を支払って住み続けることはおそらくできない
と思いますし、それではリースバックする意味がありませんよね。
一般的には2年程度で買取をしなくてはならないと言われます。
それまでに生活を立て直して、資金を貯めて買い取る事になります。
買戻しが不可能なら結局は手放す
およそ2年程度の期限が経っても家を買い取るだけの資金が
貯まらなかったらどうなるのでしょう?しかも、再び買い取るときには、
売却金額の2割増し、3割増しの値段になるそうです。
家賃を支払いながら、そんな資金を貯めることができるでしょうか?
もしも期限が来ても買取りが無理ならば、その家はそのまま第三者に
渡ることになります。そして、その家からも出て行かなくてはならなくなります。
デメリットをみると、リースバックって簡単では無いと
わかっていただけたと思います。
それでも、その家に住み続けたいという強い気持ちと
いずれ買い戻すことができるだけの資金力があるならば
リースバックは有効な手段だと思います。
また、こんな裏ワザ的に利用する方もいるとか…。
とりあえずリースバックをしてそこに住み続けながら
いろいろな今後の生活の準備をして、期限が来たら引っ越すのです。
つまり手放すことを前提にリースバックを利用するということです。
2年も経てば生活は立て直しができているでしょうし、
引っ越しのための準備も完璧にできると思います。
これはこれで賢いリースバックの利用方法だと思いますよ。
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