自己破産しても慰謝料&養育費は支払う必要がある
自己破産するまでには何百万と言う、
相当な額の借金を背負っていると思います。
破産するまでには様々な事情がある事でしょう。
ギャンブルだったり生活費だったり資金繰りだったり…
人それぞれ理由は違うけど、自己破産をすると言う事実は
結婚生活に暗い影を落とす事は間違いないでしょう。
よく、配偶者に迷惑が掛かるから離婚すると言う話を聞きますが、
たとえ借金をしても夫や妻が連帯保証人になっていないのなら、
返済の義務は無いので、迷惑はかかりません。
また、自己破産して免責を受けた後、破産者のクレジットカードは
約7年間作れませんが、配偶者のものはそのまま使えます。
同一家庭ですが個人情報なので、
それはそれ、これはこれ、なんですね。
ですが、心情的に自営業でもない、一般的な職業なのに
自己破産するような配偶者にこれまで通りの愛情を
持てるかと聞かれたら…私は自信がありません。
借金の理由を理解して、破産後もお互い一から頑張って
立ち直って行こう!と思う夫婦もいるでしょうが、
借金理由がギャンブルや浪費など、個人的理由だった場合は、
もうこれは愛想が尽きて修復が難しそうです。
離婚に至る原因としては借金だけではなく、
配偶者の自分に内緒で、理由はともあれ多額の借金を
抱え込んでいた不信感が離婚へ向かわせるんでしょうね。
離婚するにあたっての心配事の一つに、慰謝料と養育費がありますが、
自己破産して借金が免責されても慰謝料や養育費は免責されません。
これは、離婚前に自己破産しても離婚後に自己破産しても変わりません。
相手に支払い能力が無くても、義務なので支払う必要があるんです。
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