個人再生の手続きに必要な多くの書類の数々とは?
個人再生の手続きをするにあたって必要な書類は数多くあります。
一般的に、以下のようなものが必要書類となります。
・借入先全ての企業名、住所、連絡先
・全ての借り入れ金額
・借金の発生した日時と使い道
・10万円以上の換金価値があるブランド品や電化製品などの有無
・住宅ローン契約書、住宅ローン償還予定表
・通帳、銀行残高の証明
・生命保険証書、生命保険解約返戻金証明
・火災保険、地震保険の契約書
・住宅の謄本(持ち家の場合)
・賃貸借契約書(賃貸の場合)
・給与証明書
・退職金見込み額証明書
・所得課税証明書
・車検証
・車の査定書
・固定資産評価証明書、不動産登記簿謄本
・戸籍謄本、住民票、印鑑証明書
・同居人の給与明細または源泉・確定申告書または課税証明書
・同居人が無職の場合は非課税証明書
・家計簿
・陳述書
・裁判所への申立書
ざっとみただけでも、相当な書類が必要ですね。
都道府県によっても、必要書類が違ってきますので、
詳しくは弁護士に尋ねてみるといいでしょう。
そして、これらを包み隠さず提出することになります。
戸籍謄本は発行日から3ヶ月以内のもので、抄本はNGです。
本籍地のある役所にて取り寄せます。
住民票も発行日から3ヶ月以内のもので、世帯全員のものです。
住民票のある自治体の役所で取り寄せます。
固定資産評価証明書は役所の税務課に請求、
不動産登記謄本は地域の法務局に請求します。
自動車の査定書は、業者にて査定を受けます。
なるべく安く査定された方が、本人にとっては得になるでしょう。
中でもちょっと抵抗があるとしたら、通帳でしょうか。
通帳は、見開きをコピーして提出します。
現在使用している通帳でいいのですが、
新しい通帳に切り替えて記載事項が少ない場合は、
その前に使用していた通帳も一緒に提出することになります。
弁護士によって、必要な期間が分かれるようで、
過去3ヶ月分の通帳の内容でいいという弁護士もいれば、
過去2年分の通帳の内容という弁護士もいるようです。
もしも、過去の通帳が無い場合は、銀行の窓口へ行って、
過去の取引明細の発行をしてもらえば大丈夫です。
もしも、出したくない通帳があったとしても、
内緒にしておこうなんて思わないでくださいね。
きっと弁護士や裁判所には、家計簿の矛盾からバレるのが関の山です。
家計簿は、過去3ヶ月分のものとなるようです。
陳述書は、簡単な作文のようなものです。
これらは、あくまで必要書類の一例ですから、実際の必要書類は
地域の弁護士に詳しく聞いてみてください。
債務整理の強み専門家別ランキング
個人再生で解決するための流れと手順記事一覧
個人再生をするなら…まずは弁護士に相談?
この長引く不景気で現在、何かと仕事や家計がニッチもサッチもいかなくなる方が多いらしいです。なので最近は借金をチャラにしようと、個人再生を考える人がとても多いのです。借金をチャラにするには破産を考えがちですが、ローンで家を買って家を失いたくない方や財産のある方は一般的に個人再生手続きで借金をチャラにし...
個人再生手続きをする場合…必要書類を教えて!
個人再生の手続きには、様々な書類を用意しなくてはなりません。戸籍謄本などはもちろんですが、それ以外にも 自分で用意しなければならない書類が多いのです。まず、過去三ヶ月分の家計簿と給与明細がいります。それによって、毎月の給与の使い道が明らかになります。家計簿といっても、きちんと家計簿をつけている人は、...
個人再生の手続きの流れ★弁護士任せなら簡単?
個人再生って手続きが複雑で難しいっていうけど、実際にはどんなことを行うんでしょう?以下に簡単に手続きの流れを紹介します。まずは、弁護士との契約です。契約が始まると、弁護士から債権者に受任通知書が発送されます。それにより、債権者からの取り立てや請求は、直接債務者には出来ないことになります。そして、次は...
ギャンブル理由の借金でもOK!債務整理「個人再生」の流れ
最近人気のパチスロですが、あまりの面白さに借金を背負ってしまう方も多いと聞きます。毎日の積み重ねで数百万円の借金なんてあっと言う間に・・ギャンブルで出来た借金は自己破産出来ない事をご存じでしょうか?確かに散々遊んだ挙句に、お金は払えませんのでチャラにして下さいとは虫のいい話ですよね。この様になってし...