『債務整理選択表』:どの方法がベストなのか?
債務整理は大きく「任意整理」「特定調停」「個人再生」「自己破産」の4
つに分類される。いずれを選択するかは債務額の大きさ、返済能力、生活レベ
ルなど債務者の置かれている状況によって変わってくる。選択にあたり目安と
なる対応表を以下に示すので参考にしていただきたい。尚、あくまでも目
安であり、詳細は相談窓口にて確認すること。
□借金総額が多い
⇒【個人再生】または【自己破産】
□借金総額が比較的少ない
⇒【任意整理】または【特定調停】
□負債額を大幅に減額しなければ支払えない
⇒【個人再生】
□借金を毎月分割返済する見込みがある
⇒【任意整理】または【特定調停】または【個人再生】
□返済不能である
⇒【自己破産】
□債権者数が多い
⇒【個人再生】または【自己破産】
□特定の債権者(親戚・知人等)を除きたい
⇒【任意整理】または【特定調停】
□安定した収入がある(将来の収入が見込める
⇒【任意整理】または【特定調停】または【個人再生】
□収入は安定していない
⇒【自己破産】
□借金を帳消しにしたい
⇒【自己破産】
□利息制限法で再計算された元本額を支払える見込みがある
⇒【任意整理】
□自己破産の免責不許可事由がある
⇒【任意整理】または【特定調停】または【個人再生】
□司法書士等の専門家に依頼するお金がない
⇒【特定調停】または【自己破産】
□債権者との交渉を司法書士や弁護士にしてもらいたい
⇒【任意整理】または【個人再生】または【自己破産】
□自分で債務整理をしたい
⇒【特定調停】または【自己破産】
□直接債権者と話し合うことになっても良い
⇒【特定調停】
□債権者全員との示談を成立させる見込みがある
⇒【任意整理】または【特定調停】
□話し合いが成立するまで裁判所に通い続けられる
⇒【特定調停】
□マイホームを維持したまま債務を整理したい
⇒【任意整理】または【特定調停】または【個人再生】
□財産を失い、必要最低限の生活になっても良い
⇒【自己破産】
□特定の職業(弁護士・税理士等)を維持したい
⇒【任意整理】または【特定調停】または【個人再生】
□ブラックリストに載っても良い
⇒【任意整理】または【特定調停】または【個人再生】または【自己破産】
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