多重債務者だと住宅ローン審査に落ちるって本当？
住宅ローンの審査の場合、その判断基準は何でしょう？
それは、借入額と頭金と年収とのバランスです。
詳しくみると、申し込み時の年齢、完済時の年齢、
勤務先の勤続年数などが調べられてそれも判断基準になります。
後は、返済負担率（ローンの年間返済額÷年収）を算出して、
２５％〜４０％になっているなら大丈夫だとされるようです。
では、多重債務者の場合は、
住宅ローンの審査にも影響があるのでしょうか？
例えば過去に多重債務者であっても、その多重債務者であった
時期に遅延事故もなく、現在は全て完済している場合は
住宅ローンの審査上は何も問題ないです。
ただし、最近では住宅ローンの審査も厳しくなっていて
消費者金融とのやりとりの履歴があることがわかると
それだけでＮＧの場合もあるので注意が必要ですが…。
なぜやりとりがあっただけで、遅延も無いのに
住宅ローンの審査に通らないのでしょうか？
それは、消費者金融で借金をするというのは、
多くはギャンブルや浪費などが原因になっているからです。
ギャンブルをしてしまう人は繰り返し借金をする傾向が
ありますから、この人は住宅ローンを最後まできちんと
支払えないのではないか…と判断されるのです。
もしもギャンブルなどではなく、どうしても生活に必要だった
借金の場合は、あらかじめ住宅ローンを組みたい金融機関に
そのような過去があったことを話しておくといいですよ。
どうせ個人信用情報を調べられて、
消費者金融で借金をした過去が分かるのですから、
最初に正直に話しておいた方が信用が高くなります。
また、もし借金をしていた時に遅延事故などがあり、
その情報がまだ残っている場合は、信用が無いとされ、
住宅ローンの審査に落ちる可能性が高いです。
ましてや、現在も多重債務の状態であるというなら
まず審査に通ることは無いと覚悟した方がいいでしょう。
そういう場合は、せめて多重債務の状態を解消してから
住宅ローンの申し込みを行うようにしましょう。
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