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多重債務 相談

数字でみる多重債務の驚くべき深刻な現状

 

多重債務は今や深刻な社会問題になっています。
現在、分かっている多重債務の現状を見てみましょう。

 

まず、消費者金融の利用者数は約1,381万人と言われ、
消費者金融の貸付残高が約9.3兆円となっています。
全然ピンとこないですが、莫大な利用者数で、
莫大な貸付残高ということは分かります。

 

また、利用者のうち3ヶ月以上延滞している人は約465万人です。
延滞しているだけならいいですが、返済能力があるのでしょうか?
こうなると、延滞人数が多すぎて、本当に消費者金融側の経営が
やっていけているのかが疑問になります。

 

そして、利用者のうち消費者金融5社以上の利用が認められるのが
約45万人で、平均借り入れ残高は207万円です。
これは、いわゆる多件数債務者と言われる人たちです

 

多件数債務者は、一社からの借り入れ額は少なくても、
さらに数社から借金を重ねてしまったことで、最終的には
雪だるま式に借金が膨らんでどうしようもなくなる人たちです。

 

尚、実際には、多重債務者はもっと多いと言われています。
上記の数字では、45万人となっていますが、これは実際に
いろいろな手続きをしたり、相談に行ったりする人数です。

 

なので、多重債務者全員がそのような行動を起こすことはなく、
本来の多重債務者数は200万人を超すとまで言われています。

 

そうした中には、ホームレスになったり、夜逃げをしたり、
ネットカフェ難民になったり、最悪の場合は自殺をしたり、
時には犯罪を犯したりする場合もあるようです。

 

そうなると、単なる借金問題と言っている場合ではないですよね。
それだけ債務者にとっては深刻な問題で、
肉体的にも精神的にもとても苦しんでいるのです。

 

そのような多重債務者を救うために、
政府も様々な取り組みを行っていると聞きます。

 

もしも自分が多重債務によって苦しめられているのなら、
間違った判断をせず、まずは安心で信頼できる自治体などの
相談窓口に行き、アドバイスをもらうようにしましょう。

 

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