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特定調停 相談

なぜ、特定調停は安くて便利なのか?

 

それは、簡易裁判所でOKだからです。
多重債務を債務整理する方法として、特定調停というものがあります。
これは、業者の営業所を管轄する簡易裁判所に対して
債務者本人が手続きを行い、現在よりも負債を少なくする方法です。

 

尚、弁護士などの仲介人は無く債務者本人が自分で行います
なぜなら特定調停はいわゆる裁判とよばれるものではありません。
債権者と債務者の話し合いによって負債の見直しをする方法なのです。

 

ただ、双方だけだとなかなか話し合いが進まないでしょうから、
簡易裁判所によって調停委員が立てられ、
調停委員が間に入って双方の合意が得られるようにしてくれます。
そして、実際には、債権者と債務者が直接話し合うことは無く、
調停委員を通してお互いが話し合いをする形になります。

 

では、他のいろいろな債務整理があるのに、
なぜ特定調停という方法が必要なのでしょう。

 

大きな理由として考えられるのは、弁護士などに依頼をしないため、
費用が断然安くなるという点でしょう。
弁護士に債務整理を依頼するとなると何十万円とかかってしまいますが
債務者本人が行う特定調停だとほんの数千円で済みます

 

また、他の債務整理よりも手続きが早く済む点もあげられます。
他の債務整理は時間がかかるのが常で、
数ヶ月から1年ぐらいはかかってしまいます。
その点、申し立てをして1ヶ月ほどで解決できる特定調停は
とてもスピーディーな債務整理と言えるでしょう。

 

実は、特定調停は、
「現在、お金も少なくなってきていて、借金の支払いが厳しくなって
いるけれど、現時点では支払い能力が全くないわけではない。
ただ、このまま続くときっと支払いができなくなる。」
という状態の人に向けて作られた制度なんです。

 

お金もかからずに、素早く手続きができますが、簡易裁判所によって
決定した残りの債務はきちんとその通りに支払う必要があります。
その通りに支払わないと、給与差し押さえがなされる事もあります。
要するに、支払えるだけの継続した一定の収入がある人じゃないと
特定調停は行えないということになります。

 

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